「Call」あとがき
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 遠距離恋愛中のかた、もしいらっしゃったらごめんなさい。
 自分はそういう恋の経験はないのですが、なかなかつづかないこと、多いですよね。どうしても近くにいるひとに情が湧いてしまうのは、人間というかイキモノとしては仕方のないことなのかなあ、とは思います。だって、寂しいじゃないですか。人肌恋しくなるというか。やっぱり近くで声も聞きたいし笑顔も見たい。
 たとえ遠距離でなくとも、電話だけで話してると、ふいに不安になってしまう、なんてことはありませんか?
 主人公の芳乃ほど確然と察知していながら電話の向こうの女の存在をないことにするのは難しくとも、いや、気のせいだと蓋をしてしまう気持ち、わからなくもないかなと、今回のお話を書いてみました。
 だけど、わたしの場合はどうかな。居ても立ってもいられなくてすぐ確かめちゃうかもしれません。白黒はっきりつけたところでどうにもならなくても、ですね。

 感想などございましたらこちらまで。
 最後まで読んでいただきありがとうございました。

 2008/10/27 choco

 
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