「真冬の空」 あとがき
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 ふうーー。
 ようやく落ち着いたあーー。
 ……って感じでしょうか。(いや、わたしがですね)
 長かったなあ。このお話も。間が空き過ぎちゃって。もう何年もつき合ってるカップルみたいですよね、紗江ちゃんと桜木くん。でも実はまだ交際一年未満なふたりなんです。
 昨今の高校生の恋愛事情、人それぞれなんでしょうけど、こんな感じかなあ、こうだったらいいなあと、そういう思いを込めて書きました。
 途中、雨宮さん怖い、あんな女子高生っているかなあ、というメールをたくさんいただきました。ほんとにたくさん。ありがとうございます!
 どうでしょうか。
 実際にいても不思議じゃない人間を書いたつもりではいます。というか、いつもそうです。誰かをモデルに、とかいうのではなくて、自分なりに想像して作り上げていますので、ちょっと突飛な行動をする登場人物はいるかもしれません。そのあたりは、まあ、この作者の話しだからこうなんだな、と(わけわかんないですね…)ご理解いただければと思います。
 そして高校生でお泊りとか自分の娘がそんなことしたら絶対いやーーっていうお母さまもいらっしゃるかと思います(笑)。別作品の時にそういったコメントをいただいたことがありました。実際親の立場になってみれば複雑です。わたしも同じ気持ちです。でも、逆に自分が娘の立場だったら、そういう経験もしてみたかった、とも思うんです。この「初夏」シリーズを読んでくれている世のお母さま方も、そういう気持ちでいてくれたらいいなあと、思います。
 意地っ張りな紗江ちゃんですが、これからも少しずつ成長していってくれることでしょう。
 あ。桜木はとうとう下の名前が出ませんでしたね。もういっそこのまま無しでいってもいいんじゃないの?(笑) ダメかな?

 感想等ございましたらこちらまで。
 最後まで読んでいただき本当にありがとうございました!

2009/2/14 choco
 

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