「初秋　その後」　あとがき
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　「初秋」を書いている最中に、こりゃ、桜木視点のお話を書かんといかんだろうな、と。何故か唐突にそんなことを思いました。
　淡々としている桜木君の、野々村紗江ちゃんへの実はかなり熱い思いだとか、畠山先生や雨宮さんのような曲者（？）たちのことだとか、ワタクシが頭の中で想像するだけじゃなくて、もっと読者のかたに伝えたい、と。そんな思いから生まれたお話が「初秋　その後」なのであります。
　でも、あまり大したことは書けなかったですね。片鱗だけでも伝わったでしょうか？
　畠山先生と雨宮さんのことを”曲者”と表現しましたが、ワタクシはこのふたりを決して嫌いではありません。でもふたりともかなり濃いキャラだとは思っています。
　今後もこのふたりには色々係わってもらいたいな、と望んでいたりもします。
　桜木君のファーストネーム。結局出てきませんでしたね。まだ決まってません。あっさりさっぱりどこにでもある名前にするつもりではいます。
　このお話を書くことによって、桜木ファン、畠山ファンが減るんじゃないかと密かに心配しておりました。いかがだったでしょうか？
　それから、お話の中にでてきた紗江ちゃんが手にしていたDVDは「ハイド・アンド・シーク」のつもりでした。でも、2005年11月の時点ではまだ発売されていないことが判明しました。すみませ〜〜ん。さらっと流してくださいね。

　このシリーズ、まだまだ書きたいことがたくさんあります。
　ふたりのその後の進展具合だとか（笑）、奈々子ちゃんや村井君を主人公にした話だとか、色々です。
　そのときはまた応援してやってくださると嬉しいです。

　では。
　感想などございましたらこちらまで。
　最後までおつき合いくださいまして本当にありがとうございました。

2006/3/16　choco
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