「雪、雪、雪」 あとがき 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 サイトを立ち上げたときにひとつだけ決意したことがあって、とにかく自分の書きたいものを書こう、ということでした。
 「書きたいもの」は、自分の中に幾種類も混在していました。今も、たくさんあります。
 そのうちのひとつに、「古典的少女漫画風な作品」というのがあって、今回のこのお話はまさにそれに当たります。
 今回、「幼なじみ」「婚約者」とういうふたつのキーワードを打ちたてました。どちらも王道ですよね?「古典的少女漫画」の。使い古されているともいいますが・・・。(笑)
 書いてて本当に楽しかったです。
 一子も樹もあたしの頭の中で好き放題に動いてくれました。
 樹はとうとう最後まで一子に好きだと伝えませんでしたね。きっと照れ屋さんなのでしょう。どうか皆様察してやってください。
 七話を書き終わった時には、あーこれでふたりともお別れか、と寂しく思いました。中編はキャラに愛情が移ったところでお別れしないといけないのが辛いです。
 あ、あと、謝っておきたいことがひとつ。
 法学部に所属する樹にいきなり公道をバイクでノーヘル走行させてしまいました。違法です。お話の流れ上、仕方ないかな、と思ったもので。だって、いつもヘルメットをふたつ持ってるようなライダーって、変ですよね。そこはどうしても譲れなかったのです。ちっちゃなことではありますが、すみません。お詫びします。
 
 連載中、本当にたくさんのメールをいただきました。
 それから、「ネット小説ランキング」と「NEWVEL」にも投票してくださったこと、とても感謝しています。大変励みになりました。
 
 もしかしたらふたりのその後のお話を樹サイドで書くかもしれませんが、その時はまた応援してやってください。ふたりも喜ぶと思います。

 ではでは、本当に最後になりましたが、ここまで読んでくださったかた、ありがとうございました。
 感想等ございましたらこちらまで。
 
2006/1/20  choco
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

HOME / NOVEL